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2009/07/04

田舎暮らしの参考書

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山菜から、キノコまで、自然のものをいただく愉しみを確立するには有毒かどうかを見分ける知識は必要だ。
それにより、野の食卓も豊かなものになると思う。
経験をすると、一回で人生おしまいとなる猛毒のキノコや植物も身近にあり、これは少し怖くなる。
食べられるものを覚えるよりも毒性のあるキノコや植物を覚えたほうがいいと思う。
キノコに関していえば、毒キノコは種類も少なく覚える量が格段に少なくて済む。
植物は薬用に知られた名前のものに毒性の強いのが多いようだ。

この書ではカビ毒についても少しだが書かれている。興味深く読んだが、これから身を守るのは方策の具体的な記述はない。

私には澁澤龍彦の若い頃の著作「毒薬の手帖」がすぐに思いうかぶが、この本は歴史の暗部から人間を語る観念の世界の書というべきもので、それは興味の尽きない本だった。


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