タケニグサの花
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コメント
タケニグサ(仲間のケナシチャンパギク含む)も,ケシ科の植物ですから液汁の成分にはプロトピン等の植物アルカロイドを含んでおりますので,普通に扱うと有毒成分になります.但し製薬会社で製造されている麻酔薬の1成分でもあるので,薬として医師から処方され,服用する分には大丈夫です.麻薬として麻酔科医師等の処方で使用するモルフィネもケシの液汁から採取される阿片から精製されている物で,手術の痛み止め等で,知らずに服用されている事と思います.覚醒剤も本来はマオウという植物から採取する医薬品で,必要な病状の方は医師からの処方で安全に服用されている事と思います.しかし必要の無い健康な人が,むやみやたらに服用すると,薬物中毒になる事で解る通り,薬と毒は紙一重と云うその通りです.
投稿: ラファエルロング | 2021/07/31 06:58
追伸;タケニグサ(含むケナシチャンパギク)は,欧米ではイングリッシュガーデンに植栽する園芸植物で,ガクの色を桃色にしたフラミンゴと名付けられた園芸品種も作出されています.原産地の日本では,崖崩れ跡地や,工事や伐採で木を切り出した跡地の裸地に,日当たりが良くなるとずっと待っていた種子が発芽をして,緑の回復のパイオニアプランツであって,再び他の植物が育てる環境に成ると,人知れず枯死をして消えて行く植物と知った.鉄道線路敷の脇や道端等の草を刈り取る場所では,パイオニア状態が続くので,次から次へと新しいタケニグサが芽を出すので,何時でも生えている状態に成るという.このパイオニアプランツの事を知った時,タケニグサ,ケナシチャンパギクの事が,邪魔と余り想わなくなりました.日本画のモデルとしても多く描かれているそうです.
投稿: ラファエルロング | 2021/07/31 07:18
ラファエルロングさん
ご教示ありがとうございました。
伐採や造成ししたところにいち早く出てくる植物は限られた種類です。タケニグサはたくましく育ちます。生育環境が整うまで休眠している種の存在も不思議なものです。
ご指摘のように長い時間に中毒から学び生きるための薬として利用してきた知恵は尊いことと思っています。
投稿: 風 | 2021/07/31 08:06
ケナシチャンパギク、タケニグサはケシ科の植物であることはご存知の通りで、生長した姿を見ることが多いと思います。あんパンを見ると表面に粒々が掛けられて焼かれておりますので香ばしいですね。この粒はケシの種でケシ粒と云われます。タケニグサやケナシチャンパギクも同じケシ科の植物ですから、ケシ坊主に種を大量に作っているケシと同じ様に、果実は小型ですがケシ坊主を作って種を含んでいて周囲に散布されると、蟻の好む油脂を付けた状態ですので、蟻に運ばれ、餌を取られた種は捨てられ、親株と離れた位置で発芽出来る時を待ちます。適している場合は、早速翌春発芽しますが、夏には大きく育って2mを超える高さまで伸長しますが、種はケシ粒です。朝顔を小学生の夏の研究で育てた時に発芽した大きな双葉大きな発芽が果して出せるのでしょうか?答えは2mm位の細い楕円形の子葉で高さも同じ位の2mmで、サイショノ本葉は葉柄の長さがやはり2mm位に直径3mm位の全縁若しくは星型を呈して、新しく出して来る本葉程縁の凹みが増えて行き、直ぐに、良く見掛ける春の姿へ生長して仕舞うので、見て看たい時には、春先に建て替え等で空地になって叢になっていない処で捜すと、見付ける事も可能です。確実には、種を採取して、苗床に播種をし育てると見易く成りますが、水やりの時に良く観察をしていないと、気付いた時には野原で見掛ける姿へ育って仕舞います。自分は空き地で捜し出し、採取して押し葉標本を造り、今は亡き祖母へ挙げました。
投稿: ラファエルロング | 2021/10/01 10:08
ラファエルロングさん
ご教示ありがとうございます。
生育地の環境が変わりこの花は観ることができないうちに、いつの間にか秋となってしまいました。
投稿: 風 | 2021/10/01 11:04
前回の追伸の追伸.日本等のタケニグサやケナシチャンパギクの原産地では,野草としてまた雑草として生育しているので,農林業務の作業者からは,除草時に滲み出す橙黄色の乳汁が,作業時に付着するので嫌われて仕舞いがちですが,前回お知らせの通り,欧米の庭園では原種のケナシチャンパギクやタケニグサはプルームポピーの名称で,園芸植物の畑で栽培され販売されている物を植え付けたり,収穫された種子を播種をし育てて,園芸品種のマクレイヤミクロカルパフラミンゴと云う名称で作り出された桃色のガクを持つ品種を創りだし,広く流通販売され,人気のポピーの一種になっております.タケニグサの学名マクレイヤコルダータと云う名称は,スコットランドの昆虫学者の名前を記念して付けられて,コルダータは広くハート型の葉の形をした植物に付けられて,有用な薬草のドクダミの学名にも付けられているラテン語での心臓形と云う意味です.ケナシチャンパギクやタケニグサの葉を見ると,菊の葉の様に鋸歯や切れ込みで,気付きにくいですが,基部から一番外になっている位置だけを結んで行くと,確かにハート型になる筈です.園芸品種の桃色の花を持つ物も,花色以外の姿は在来種と同じで,混植された庭園では雑種も繁殖をしているとの事です.因みに実生苗の場合は,向日葵や朝顔を播種をし育てる場合と同じで,双葉の子葉から発芽して来ますが,多年生草本植物で在るので,冬に地上部が枯死をしても,地下の根茎部分は生存しているので,翌春には先年に枯死をした地上部の脇から,本葉で発芽をしてきます.既に種子からは発芽をしたので,子葉はもう無いのですから.その時の芽の太さは,実生苗の時に育った茎の太さは約15mm位迄でしたが,それよりは太くなって,多少粗めであった本葉の鋸歯や切れ込みが,細かくなっております.年を追う事に茎の太さは太さを増して行きます.最大では約50mm位の太さを確認する事が出来て折ります.また,暫くの年月を生育を続けて来たであろう株が在る場所が必要と成り,除去を行う時に,地上部が先ず邪魔でありすから,切り倒しますが多年生草本植物で在りますから,その状態で放置しますと,また発芽して来ますから,根茎部分を掘り出して,切断をしましたが,橙色の根茎の外観は木本植物の様に見えますが,草本ですから硬くは在りませんので,スコップで輪切りに致しましたら,鮮紅色の年輪状の模様が在り,層が剥がれました.数えると生育年数を調査可能で有ろうと思われます.自宅集合住宅の敷地に近年ケナシチャンパギクと思われる固体が生育を始めましたが,毎年年間に数回の除草が行われる為に,開花する事が事実上不可能でしたが,今年はコロナウィルスCOVIDO19の影響か,除草の回数が減り,春に行った後に実施されなかった事から,おしろい花と共に花芽を持つことが出来,開花させて,下部から実をも結び始めて折りました.但し背丈は500mmに届かず,葉の大きさも1/3迄位迄の生育でしたが,葉の裏を見ることが叶い,ケナシチャンパギクと確認する事が出来ました.が,除草の告知が出され,証拠写真を撮影をしようと考えたのでしたが,刈り取られて仕舞いました.しかし,草刈り機械で切り倒しているだけでしたので,僅かに遺っておりました茎の下部から,腋芽を出し始めましたが,晩秋には地上部は枯死して仕舞いますから,今年のチャンスはこのケナシチャンパギクには来なかった様です.
投稿: ラファエルロング | 2021/10/01 11:25
御案内)大型書籍店の洋書販売コーナー等での,植物関係や,庭園,古城等のガイドブック,英国の王室植物園のガイドブックや,園芸植物図鑑には必ず人気の庭園植物として写真図盤,カラーイラストの状態で,マクレイヤミクロカルパフラミンゴ,プルームポピー(タケニグサ,ケナシチャンパギク)が掲載されて折りました.英国王室植物園ガイドブックには,その植物の特徴がマークで付けられ本文の長さの短縮に役立って折ります.ケシ科全般にドクロマークが在り,有毒植物である事が示され,小さな発芽した双葉の絵が散りばめられた物は,蔓延って群落を形成しやすい.一度植際すると除去が行いにくいというマークが付けられて折りました.自分の方法では,除去が必要な時には,深く掘り撮って,根茎部分も切り刻む.またそれが出来にくい箇所では,地上部を切り倒し,中空で有るので行いやすいが,中空の茎の中空に熱湯を注ぎ込むと枯死をしやすい.使用が可能で有る場所では,ラウンドアップと云う除草剤で枯死させる事が可能で有ります.
投稿: ラファエルロング | 2021/10/01 11:56
(♯有毒植物も数多く栽培されている事実)タケニグサ,ケナシチャンパギクがキケマンと同じ有毒植物であった事は,ケシ科の植物で在るので当然ですが,同じく観賞用の植物としてケマンソウ,ムラサキケマン等,ヒナゲシ,オニゲシ,またヒマラヤの青いケシ,日本では現在観賞用の園芸品種でも栽培禁止のケシ(野草のケシ科植物と同じ位しか麻薬成分は含まれ無いが),アツミゲシ,アザミゲシ,クサノオウ,最近入り込んだナガミヒナゲシ,高山植物のコマクサ,オサバグサ(タケニグサと同じケシ科と思えない5cm位)のような小さい植物悉く麻酔薬,麻薬成分を含んで,そのままでは有毒な成分です.麻薬,麻酔薬共に痛み止めの医薬品ですが,痛み止めとしてではない遺犯使用者が居るため,医師の処方のもとで使われる薬品に成っています.覚醒剤はマオウという植物から造られる本来は医薬品です.麻薬の効き過ぎの治療に用いられたりします.戦前の兵士が睡眠時間を減らしても戦える様に使っていたと聞きました.ヒロポンという名称で医薬品として現在も製薬会社で製造されて折ります.アサも麻という文字で,日本では繊維を採取の為に栽培されて居て,敗戦時に連合軍がマリファナが栽培されているとして禁止にした.日本のアサは繊維を採るために改良されてきて,マリファナ成分は殆ど無かったが,禁止になっている間に,連合軍兵士の不良グループが持ち込んだ大麻のアサと混ざって,野生野生化して行ったが,繊維採取用のマリファナ成分が含まれ無い種は栽培されている.麻薬,覚醒剤,マリファナ等の違犯使用者は,密造するので品質が悪いので,特に危険です.ですから中毒をして田代まさし受刑者の様に,治療し,立ち直っても,密売者が寄って来ていつの間にか再使用をしていて,いつの間にか今度は捕まらずに美味しく使いつづけられそうな気分になっていて,気付くと御用になっているという.朝顔も有毒植物で,オモト,シキミ,キョウチクトウ,ナス科の植物は有毒な植物が多く在ります.最近エンジェルトランペットフラワーとして売られる朝鮮朝顔キチガイナスビの別名が在ります,ハシリドコロ,タバコ等の強い毒性分を含みます.サトイモ科の植物も有毒植物が多く在ります.山蒟蒻と呼ばれるマムシグサ,ウラシマソウ,ユキモチソウ,ミミガタテンナンショウ,ムサシアブミ等(観賞用に栽培),クワズイモ,マドカズラ(モンステラとして販売),ミズバショウ,ザゼンソウ等.ヒガンバナも有毒です,チューリップ,ヒヤシンス,君子欄,水仙(韮の葉っぱと同形ですが匂いが違います.誤食死亡事故も発生),キンポウゲ科のウマノアシガタ,トリカブト等(観賞用に栽培),芹科の毒芹.芹と地上部はそっくりだが,根が違う.誤食死亡事故発生.この様に一部を御紹介致しましたが,有毒な植物は身の回りに数多く存在しているのです.其の侭では有毒な成分でも,分離精製すれば立派な薬です.
投稿: ラファエルロング | 2021/10/01 13:04
※注意.麻薬指定の医薬品でもコデイン等は,風邪の咳止めとして,緩下剤を混ぜたリンサンコデインカマと云う名称で処方されて,殆ど知らずにほぼ全員服用された経験が在ると思われる医薬品です.オピオイド鎮痛剤として麻薬取り扱いの資格を持つ麻酔科医師が扱う,他のアヘンチンキ,モルフィネ,フェンタニール等も,難治性疼痛の患者,手術の痛み止め,癌の痛み止め等に使われます.ケシを製薬会社の農場で,一般人にしられる事の無い場所で,極秘に栽培されて収穫精製され,患者に処方されている.マオウも同じで医薬品の覚醒剤が造られている.あくまでも,必要な患者が,医師の処方の下に決められた容量を服用する分には,テレビドラマの様な「ヤク!ヤクを寄越せ!」という様な事は無い.また警察24時の暴力団員が,違犯使用者が,密造品を大量に摂取して,幻を見て喚き散らしたりする様な事は無いのでご安心下さい.毒と薬は紙一重と云う事を御記憶下さい.
※世界麻酔科学会の会長を勤められ,理事長を勤めた花岡一雄医学博士の著書,講演の内容に寄ります.
投稿: ラファエルロング | 2021/10/01 13:31