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2011年10月

2011/10/31

さらにセイタカアワダチソウ

昨夜からどうしても記憶を辿りたいことがあった。
十朱幸代が歌ったセイタカアワダチソウの歌詞の一小節が何度も迫る。
「わたしには沖縄遠すぎる」

私にはあの遠い日は、切なく悲しい。

遠藤周作の若き日の作品「沈黙」を読んでいる。
なぜ、今この作品を私は読むのだろうか。

○偶然、当時に出版されたきれいな本が手許にあった。どうしてここに?
 これが理由の一番。
○純文学と言っても何のことだとか、それがどうしたというのが昨今の風潮だとは思う。
 しかし、純愛と純文学は私には永遠で不滅の世界。
 なぜなら、それは純度の高い想像力の世界そのものだから。
 それをわからない人にはそのままでいい。
○二十歳の日々、マルクスやバクーニンの著作を読んで激しい政治闘争に明け暮れる私に
 「この本はすごいよ」と 部屋においていった女性がいた。
 復帰前の沖縄から勉学のため上京されていた方だった。
 私はその人からたくさんのことを教えてもらった。

 いつ逢っても、荒々しい私の話を彼女は静かに聞いてくれた。
 私の価値観の根源的なものはその人のこころが大きく変えたと思う。


40年の歳月を経て再び「沈黙」を読み続ける。

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2011/10/30

セイタカアワダチソウ

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青空との対比が鮮やかで美しい。
アキノキリンソウ(アワダチソウ)より大きな草丈なのでこの名が付けられている。
アメリカからの渡来植物。
同じキク科には分類されているが、どうでもよいような命名で学者の乏しい想像力がみえる。
ひところ、わが住まいの周りの里山の縁から、休耕田までいっきに黄色い花で覆われていたが、今年は草丈の低いのがところどころに咲いている。
ずいぶん少なくなった。
自分の出すライバルの草を枯らす毒素に自家中毒をして自滅となったようだ。
やはり、外来植物は在来種の存続のためにも滅びて欲しい。
花粉症を引き起こす花ではない。
ブタクサがそれでこれとは別ものらしい。
最近までこの花が花粉症の元凶だと信じていた。
開花しているところを通る時は車の窓を閉めたものだった。

でも、いつの間にこんな展開になっていた。
無知はわれ一人だったのか。

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2011/10/29

宮沢賢治の音楽会

そんなテーマでの番組を2時間観た。
スポーツ中継以外は長時間TVを観ることはほとんどないので非日常的な出来事と言ってもいい。
少年の頃から読み続けている詩人だが音楽家としてのとりあげに興味をそそられた。
確かにセロを弾いていたことや、自作の詩を作曲もしていたことは知られている。
その中でも「星めぐりの旅」は美しい曲だと思う。

手嶌葵という若い女性歌手の歌う「種山ヶ原」は不思議な印象が残った。
文字で読みそのイメージの広がりとは違うものを。

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2011/10/27

センブリの花

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今夜は霜注意報も発令されたようで、かなり寒い。
晩秋らしい夜となった。

終日ロクロ作業。

快晴の外は、陽射も暖かく、小春日和。
こんな日はセンブリの花が美しい。
薬用にするのなら花のこの時期が採り時だが、おかげさんで今のところ服用の心配はない。
どこにでも生えていたものだが近くの山でもまったく見かけなくなり里山の荒廃を感じる。
私の庭では住み心地がよいようでセンブリのちょっとした群落になっている。
ここに家を建てる前から自生していたのが今も。
大切に扱いたい植物だ。

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2011/10/26

晩秋の花ミカエリソウ

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少し早いのではないかと思うが咲いた。
この花が咲いてジョウビタキが来ると冬になったことに覚悟を決める。
その鳥の姿はまだ見かけないが。

近年、わが庭にも飛来する野鳥はほんとうに少なくなった。
いつ来るのか、今年も待ちたい。
人のすぐ近くに来て、挨拶をするようなしぐさで可愛い。
真冬には、どこかに行ってしまいこの近辺には居なくなり、通過地のようだ。

これから冬になるのかと思うと気持ちは重い。

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2011/10/25

紅白の秋の薔薇

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秋の日には薔薇を捧げん。
恋人に逢いにゆく、わくわくとしたこころを抱えた午後の道、その遠い少年の日の思い出のために。


秋には花を着けない年もあるが、赤い薔薇は10年。
白い薔薇は25年もわが庭で、春と秋には咲き続けている。


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2011/10/24

秋の信濃路

今回のイベントは雨も降り状況はよくなかった。
しかし、志野焼きの聖地のようなところで、いい雰囲気で二日間を過ごせた。
初日早々には、十数年来お世話になっている方が来てくださった。
懐かしさで言葉が次げない。

岐阜県土岐市での仕事を終えたので、帰り道、小諸市に住む旧友を訪ねた。

秋は深まる。
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友の家(茶房 読書の森)にはドロヤナギの大きな樹があった。
その下にはロバが草を食んでいた。
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2011/10/20

ピーマンとトマトの花

季節外れの花たち。
この白い花はピーマン。
夏野菜の代表格だが、まだまだ終わりではない。
気温さえあれば秋にも旺盛に花を着ける。
実をつけるが大きくならない。
すでに低温すぎるのだろうか。
この葉を私たちは食べる。
佃煮のようにするのだがこれは新米に合い美味しい。
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ミニトマト。
植えたままで秋を終え霜の降る頃まで花は咲き、実も着ける。
今の時期の実は甘くて美味しい。
皮は固いが。
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             「風の窯」からお知らせ

☆第28回美濃焼伝統工芸品まつり
   会期 2011年10月22日(土)~23日(日) 9時~16時
   会場 美濃焼伝統産業会館 
       岐阜県土岐市泉町久尻1429番地の8(美濃陶芸村内) 0572-55-5527

お近くの方はお越しください。
私は会場に終日居ます。

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2011/10/18

アキノキリンソウ

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どこにでも生えていて、この時期には美しい花が咲く。
早くも暗くなりかけた秋の夕暮れが、この明るさで少し長くなる。
キク科の植物なのでこれも新葉などが食用にされてきた。
アワダチソウという別名があるがこの花を見ているとそのとおりだと思う。
沢の落ち込みの細かい水泡のようだ。
セイダカアワダチソウというのがあるが同じキク科でも繁殖力の旺盛な帰化植物。
これも花を着けてはいたが、おびただしく続く帰化植物は里山の風景にはなじまない。
アキノキリンソウは大切に守り育てたい。


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2011/10/17

実りの秋

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ウメモドキ。
この木の赤い実は見事だ。
野鳥が運んでくれた典型的な植物だと思う。
童謡にはあるが赤い実を食べたからとてヒヨドリは赤いヒヨドリにはならない。
野鳥を呼ぶ赤い実。

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サネカズラとかビナンカズラと呼ばれている。
赤い実がなった。

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ズミも今年初めて実をつけた。
もっと赤くなるのか、このままか。
実が黄色いままの種にキミズミというのがあり。

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2011/10/16

季節外れの暑い一日

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明け方には激しい風雨の低気圧も去り、急激に天気は回復してきた。
そして、蒸し暑い。
終日工房で。
暖かいこのような日は寒い日よりは100倍いい。
最近、私も帯状疱疹なるものに罹りその痛みには寒い時期は耐えがたいと実感した。
どうもこの病気の痛みは神経痛のようで、温めると軽くなるようだ。
暖かな日の続くことを。

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チャノキの花が咲いている。
早いツバキが咲きだし、これが咲いてサザンカが咲くのが毎年の順序。
野鳥が少なくなったが今年もジョウビタキは来るのだろうか。
この花が咲くと野鳥のことを想う。
屋久島に暮らす友人のホームページの日録には海の彼方に飛んでゆく渡り鳥サシバのことが書かれていた。
私たちはそれぞれのところでやわらかな秋の日を重ねる。


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2011/10/14

狂い咲きの花々

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こんなにも直接的で露骨なことばを使うと品性に欠けると注意を受けるかもしれない。
しかし、咲く花の状態を確実に表している。
人の世のことのたとえに、このことばが使われると哀しげで滑稽で、観察したい欲求に駆られる。
そもそも、これが品性に欠ける発想なのだが。

ヤマザクラはまだ咲いている。
これはニワナナカマド。
この花を見る限りでは季節が梅雨の頃に還ったようだが今日の撮影。
後ろの葉が少し黄葉している。
そして、バイカウツギやツツジも花を着けていた。
先月末の台風が原因なのか。
よくはわからないが庭は季節はずれのさびしい花が狂い咲き。

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2011/10/13

秋の気配は確実に

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わが工房は秋色につつまれつつある。
冬に向かう厳しさと、わけのわからない虚しさが心の底に漂いあまり好きな頃ではない。

冬の仕事の本格的な準備が始まる。
個展の内容など具体的なうち合わせに画廊の人が来てくれた。
水戸市に現在新築中で、新たに開店する画廊で来春早々の会期となる。
画廊の名前は「ギャラリーしのざき」。
完成した展示空間を見ないままに、作品を造りはじめることになる。
このような感じで春の器を展開できるのは幸せなことだとも思う。

夕方は隣町の廃業した本屋を利用し商店街の復活の模索のための会合。
そこをギャラリーとして展示と販売の企画。
店の名前は「ギャラリー駅前書店」
かなり昭和の時代を意識したものだが、立ち上げメンバーが同輩だから当然か。
常磐線の沿線駅前の空いた本屋をどうにかしようということだが、かなり厳しい。
人口減少の進むさびれた街で、長い不況の下、これでも諦めずに活性のために苦闘している人には、敬意を表したい。
ほんとうに私などで何ができるのだろうか。

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2011/10/12

満月

秋らしくないもったりとした団子のような月が天空に。
十五夜は当然のように大潮で震災で海面下に地盤の沈下したところには海水が流れ込む。
震災から7ヶ月と1日。
日に日に寒くなり厳しさはこれからだと思う。

私には、衝撃的なことが。
ペンタックスリコーイメージング株式会社誕生!
朝、新聞の一面広告にペンタックスとリコーが合併して新しいカメラ2台の発売を発表していた。

若い頃から一眼レフはペンタックス使い続けてきた。
レンズのマウントが同じで、リコーのボデーやレンズは使ったことがある。
25年前からのレンズ、リコー45ミリのパンケーキのように薄く軽量のものを今も使っている。
ピントも露出もシャッター速度も手動でばりばりのマニュアル使用です。
カメラはデジタル一眼レフペンタックス。
きれいな画像をくれ、合性がいいのだと思う。
でも、会社が一緒になるとは思っていなかった。

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2011/10/11

白花のホトトギス

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ヤマジノホトトギスのイメージとはかなり違う。
小振りの白い花からは、はかなさと秋の寂しさがが漂う。
昨年知人からのもらいものだが、わが庭では初めての花。

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2011/10/09

ガマズミの実

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スイカズラ科ガマズミ属。
これに属するのは多く、ちょっと識別がややこしい。
よく似たのがほんとうに多いのだから。
ざっと思いつくまま、
コバノガマズミ、オトコヨウゾメ、ハクサンボク、チョウジガマズミ、そしてカンボクからサンゴジュ、ムシカリまで。
これらが全部ではないので興味のある方は図鑑をお開きのほどを。
白い花で、赤い実がつくのが多いが、黒い実もある。
スイカズラ科とユキノシタ科はよく似たものが煩雑にいり込み混乱をきたす。

青空に鮮やかな赤い実。
これだけで気持ちは豊かになる。


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2011/10/08

笠間焼フェアは今日から

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個展やイベントの初日の朝は気持ちは高揚して少しは身体も軽くなる。
そして適度の緊張感がいい。
自宅から会場へは徒歩でも自転車でも出勤可能な距離だが荷物があったので車で行く。
指定された駐車場からは山登りのような急な坂道を登ることが会場に行くことになる。
こんな幟の下をゆっくり歩いた。
お稲荷さんの鳥居をくぐるようでご利益を期待しながら。
どこまでも青空。

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2011/10/07

秋の陽、風の窯

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安定した秋の天気が続きそう。
日ごとに秋の色が濃くなり、夕暮れも早く寒い。

笠間は連休中は祭り一色です。

 ☆第14回笠間焼フェア
   会期 2011年10月8日(土)~10日(月) 10:00~17:00
   会場 茨城県笠間市 笠間工芸の丘特設会場   お問合せ先 0296-73-0058
   私のブースは12番です。
   

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爽やか!

そんな一日だった。
どんどん天気は良くなり、気温もあがってきた。
これだけで心身ともに元気になった。

明後日からのイベント、笠間焼フェアの準備で終わった。
昨年から参加しているが、活気のあるイベントだと思う。
今年は機会があり他産地のイベントにも参加させてもらった。
陶産地笠間は震災後も元気だと思う。

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2011/10/05

あまりにも寒い

激しい雨の午後。
そして信じられないほどに寒い。
体調はすこぶる悪い。
ブルックナーを聴こながら眠りに落ちたい。

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2011/10/04

キンモクセイの花の頃に

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かなりきつい香り。
芳香と感じるかどうかは分れるところ。
この花が咲くと当地ではシメジなど良質の食茸の出るころ。
ことに、昨日からだがこのような寒波はまさに、キノコ起こし。
しかし、当地では野生のキノコ採りに山に行く人はいないだろう。
福島原発事故の放射能の影響が大きすぎる。
ささやかな秋の山の愉しみも奪われた。
北関東も東北でも野生のキノコを採りそれを売り生活をしている人がいる。
基準値以下といっても野生のキノコは食べる人はいないだろう。
そして、食欲も湧かない悲しいこととなってしまった。

キノコは確実に死なせてくれる種もある。
しかし、これ以上に放射能汚染地では、たちの悪いものとなってしまった。
緩やかに私たちを死に運んでくれるものになりつつある。

怨、食べ物を奪うものたちに抱くひとつの感情。


        
      お知らせをひとつ

沖縄在住の畏友山上学氏の呼びかけによる展覧会。
私も小鉢など食器を出品しています。
那覇市ですが、お近くの方はお出かけください。
本日(4日)NHKラジオの各地からの情報番組で全国放送されていました。


被災産地の復興を願うやちむん交流展  ”泡盛を美味しく呑む酒器”

日時 10月4日(火)~10日(月)
時間 10:00~21:00
場所 那覇市牧志2丁目1-21  国際通り三越デパートに向かって左隣
    ZUK 3階ギャラリー

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2011/10/03

急激な寒さに

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今朝は石油ストーブが必要だった。
今冬初めてだが、これから長い寒い日々を思うと気持ちが滅入る。

わが仕事場の陽だまりカマキリが暖をとっていた。
この様子ではこれから産卵するのだろうか。
陽の当たる間はこのままで夕方になるとどこかに行ってしまった。

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どこをどう旅をしてきたのか、ヒョウモンチョウが羽を休めていた。
羽は傷み、旅の深さがわかる。
もうここでいいのではないかと彼女に言ってみる。

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キーボードを打つ私の前から離れない緑色の小さな友。


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2011/10/01

クコの花

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雑草の中に咲いていたクコの花。
薬草としてかなりもてはやされた時代もあったが今は静かに私の庭で雑草に混じり花を着けた。
どこの庭や畑にもたくさんあったが、もうそれは見かけない。
あの狂信的な薬効への依存は何がそうさせたのだろうか。
今の時代より人も社会もかなり健康だったように思うのだが。
来るべきこの時への予感なのか。
飽くなき不老長寿の願望に翻弄された象徴のような不幸な植物。

しかし、人間の勝手な妄信には関りなく秋の野に咲いているのが美しい。


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