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2019/05/27

フランスギクの咲く庭で

フランスギクという名はちょっとロマンチックだが、帰化植物で冷涼な気温で生育条件のよいところでは固有の在来植物の生育に悪影響があるので駆除の対象になっている。北海道ではそのようだが、ここのところの異様な高温ででは繁殖もままならないのではないか。

どこで、どんな映画かは忘れたがこの花に埋め尽くされた丘を金髪の少女が駆けていた。

 

海抜1000メートルほどのところで尾瀬の入り口のひとつ大清水に近い根羽沢鉱山へ続く道には延々と咲いていた。戦前は大きな鉱山の住宅があったようで庭で栽培されていたものだと思う。鉱山へはフランスギクに道案内されているようだった。

その鉱山も廃鉱になり何十年にもなると思う。カラマツの下にはまだあるのだろうか。

初めて見た花だった。その時はマーガレットと思い込んでいた。きっと映画の花も同じものだったのかもしれない。

 

もう50年も昔の話。その時であった人が花の陰に薄く浮かぶ。

私の庭では、条件だ悪いのかひそかな咲き方だが、記憶をひそかにゆり戻してくれる花で大切にしたい。

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