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2019/10/03

謄写版

懐かしい道具。きっと30年前までは普通に使われていた印刷機。

ワープロが市販され、程なくパソコンに連動したプリンターが個人的な印刷機器になり、それ以外に考えられないような状況で私もよく使う。

小学校から高校までテストの答案用紙の印刷には謄写版が使われていた。

わら半紙に藍色のインクが使われていたのを思い出す。

教員をしていた母が夜なべのような感じでコタツでガリキリをしていた。家事に忙しくして答案用紙の作成に追われていた母の若い日々。

そうだ、命日は10月1日だったのだ。いまだに親不孝だ。

この作業はヤスリの平板の上に蝋紙でできたものに、鉄筆で文字を書き込んでゆく。

若い日、デモへの呼びかけや、アジビラの作成には欠かせない道具だった。

私もこれはずいぶん書いた。鉄筆の硬く不快な感触は今でも思い出す。

自作の詩をこれで印刷して詩集を造り、新宿や渋谷で売っている人がいた。あの人たちは活字の本が出せたのだろうか。

いろんなことを思い出す。

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