2022年8月
2022/08/31
2022/08/30
2022/08/29
2022/08/28
夏の終わりに
強い雨で目覚めた。
昨夜までの暑さは記憶違いだったのかと、自分の記憶力に自信を無くするようなきょうの気温。
夜になり肌寒さを感じる。気温のこの激変には健康への不安を感じる。
こんやこの本を読みながら眠りに落ちたい。
佐木隆三著 2009年11月10日第1刷 文春文庫 「復讐するは我にあり」
昭和30年後半にあった「西口彰連続殺人事件」を題材に小説化したもので、私の興味は西口彰逮捕への道筋をつけた教誨師古川泰龍師にある。
2022/08/27
はたき、ハエたたき、さらにカネヨのクレンザー
昨日から所用で埼玉県は川越市にいた。
過っては金物屋さんで仕事には欠かせないはたきをまとめて購入していたが、数年の間にこれを扱う店の閉店が激しい。
たまたま通り合わせた川越市の金物店で閉店の売り出しに出くわし買うてきた。
お見受けするに80歳はとおに超えているご夫婦が店番をされていた。
閉店セールにしては格安感のない価格だったが、はたきはあすにも必要なものなので在庫をすべて買うた。
クレンザーとハエたたきは昭和の時代の生活の風のような懐かしさから。
川越市は親族が暮らして30年間見ているが、相変わらず人にあふれて、駅の近くは高層住宅のビル群になってしまったが、古い歴史のある所や旧来の街並みは大切に保存されてとてもいい街で、気持ちよく滞在できる。
けさはまだまだ暑かった。
2022/08/25
不屈の民
少し疲れた。そんな時私は「不屈の民」を聴く。
1972年南米チリでは合法的な国民選挙で選ばれたアジェンデ博士の率いる社会主義政権をアメリカ合衆国が介入して軍事クーデターにて、希望の灯は力づくで葬り去られた。その時の市民の抵抗の歌。https://www.youtube.com/watch?v=OxnARSurEiA
侵略に抵抗して戦うウクライナの市民が重なる。
パルチザンの戦いに移行すれば侵略者は、ベトナム戦争のように敗北する。
2022/08/24
2022/08/23
2022/08/22
2022/08/21
2022/08/18
2022/08/15
8月15日に
ものごころつくころからこの日は特別の日であった。
きょうの東京新聞茨城版から。
敬愛するお姉さまの記事で目覚めてよい日になった。
元祖サユリストを自負しているが、彼女の映画は「キューポラのある街」以外はそれほどいい作品とは思えない。
しかし、彼女のこのような活動はこの映画の主人公の女子中学生の成長後の姿だと思っている。
とても素晴らしい生き方で、平和と自由を守るためにも発言してほしい。
お盆なので父母のことも思い出す。
敗戦で、帝国海軍の兵士の父はイギリスの捕虜となり上海で収容されていた。復員してきた父は戦中から小学校の代用教員していた母と、昭和21年に結婚をして私が生まれた。
国家社会は終戦により大きく変わってゆくが、それに遅れる父も母もこころは大きく屈折したままで新しい価値観で育つ子どもたちへの対応には苦労をしたと思う。
そんなことも想い線香を焚いた。
2022/08/14
2022/08/13
盂蘭盆会
ことしも同じように父母の墓に行き掃除をして花をあげて、線香を焚いた。
母は昨日が誕生日で生きていれば100歳に近いはずだ。そんなことを想いながら。
台風の接近中でそれに追われるように急いでのことだった。
窯出しをして、織部釉の仕上げ作業が待っているが、これはあすに。
都内でお世話になっている業者の方の来訪を受ける。支払いと委託作品の集荷がここ数年この日になっている。
2022/08/12
姐さん、お務めご苦労さんでした
あの時代の私たちが愛した任侠映画のセリフが記憶の彼方から出てきた。
朝から強風で時々雨、来るべき台風の予兆の天気で南風は熱い。
ろくろ制作が仕事の日だったが、合間に重信房子さんの歌集を読んでいる。
短歌集なので一首ごとにゆっくり状況とそれへの想いが広がる。
歌集 暁の星 重信房子著 株式会社晧星社 2022年5月30日 初版
彼女は20年の刑期を5月28日に終えたので、それに合わせて刊行された本だ。
同年配として感性のみずみずしさに励まされている。
父への想いの歌もあり、思わず泣けてしまった。父の気持ちがよく解る。
1968年御茶ノ水の街頭で彼女と同じ空気の下でいることのできた時間は私の生き方の基本になっている。
2022/08/10
2022/08/07
2022/08/05
2022/08/03
2022/08/02
4回目の予防接種
信じられない暑い一日となっている。高温にて湿度も高い。
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を朝にした。
初回から同じファイザー製のものだった。新型ウイルスへの対抗処置で大きな人体試験がなされているようなもので、副作用もあり、効き目もこれからの検証されなければならない。と思うが、ウイルスの変異と感染力が強くて追いつかないようだ。
少しでも予防ができて、発病しても重症化のリスクを下げてくれればと思い、近所のクリニックで受けた。注射をした上腕には筋肉痛のような痛みがあるだけで、今のところは平穏。
遠くで雷鳴が聴こえる。雨が来て少しでも涼しくなってほしい。
「涼しい所で静かに午後は送るように」と注射をしてくれたおねえさんの注意を忠実に守り午後はエアコンのお世話になり作品展示室にて読書。
笠間市に生まれた宗教画イコンの画家山下リンの伝記小説を一気に読み終えた。
2021年7月30日第1刷刊 株式会社文藝春秋
江戸時代末期に北関東の田舎に生まれた若い女の子が画家を志し江戸に出てロシアのペテルブルグへ留学を果たす。
それだけで奇跡的な凄いことだが、生活苦とロシア語が十分にできずに思うようには勉強が進まなかったのではないかと思われる。
彼女の活動には明治時代の初頭らしい開明の意気を感じる。
彼女の弟の曾孫の方が画廊を経営されていたおりに、そこで何回か陶磁器の個展を開催さててもらったことがあり、その時のお話などを思い出した。
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