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2022年10月

2022/10/31

金山カボチャ

福島県柳津町在住の知人からの頂きもの。

奥会津で受け継がれてきた地域限定的な野菜だ。

カボチャは外来植物だが、小さな島国の風土に合わせて貴重な野菜として人の暮らしと共に進化してきた。

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下部のへそのような景観が金山カボチャの特徴だ。

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皮がやわらかいので、調理には苦闘しない。

薄く切り分けててんぷらにした。これは塩を少し振り、スダチを絞りかけて食べた。

サイコロ状に切り茹でて、水分を切り、さらに過熱して水分を飛ばして、ほくほく感をだして、マヨネーズで食べた。

これはカツオの塩辛を少しのせて食べるとよく合う。

 

全く違う話だが、きょうのこの記事が5000件目の投稿となる。一日1件の投稿を続けてきたので、休筆の日もあるが、われながらよく続いていると思う。書くことと撮影が好きなことで続いている。

身体が元気になるものを食べ、陶磁器制作という仕事をこなして、生存への知的好奇心を高め、その確認のためにこのブログは存在していると思う。

読んでくださっている方には感謝と友情の挨拶をおくります。

変わり映えしないとは思いますが、バックナンバーから過去の記事もお読みください。風の窯工房あるじのささやかな営みです。

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2022/10/30

サフランが咲いた

この花が咲くと初冬の感じが強くなる。

秋も深くなり、夕暮れが早くせわしくなってきた。

しかし花はめしべをゆったりと伸ばしている。

サフラン湯を愛飲していた母を思い出す。それはないので遺影に白湯をあげた。

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2022/10/29

きょうのわが庭から

きのうに続き草刈りと庭の手入れが一日中。

そんな中、トケイソウが実を着けているのを発見した。

花も随分咲いていて、もう少し早く花を開いてほしかった。

そして実も着けていた。もう霜の頃だが、このままの露地栽培は変更しない。

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そして小春日和の庭での昼食となった。

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2022/10/27

ミカエリソウの咲いた庭で

晩秋の花が咲いた。

これが咲くと霜が降りても当然の日々となる。

ことしは株は旺盛に繁茂したが花に重厚さがなく少し不満だ。

土質と北関東の気候に合っているようで、元気なシソ科の野草だ。

こんやもストーブが必要な夜だ。長い冬が始まる。

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2022/10/26

秋の陽射しを浴びて

昨日の朝は水戸市内6号国道を走行中に遠くに冠雪をした日光男体山を見た。

北関東は北の山から冬の気配が少しづつ降りてくる。

陽射しが背中に心地よい昼前のわが庭の情景から。

赤トンボも気持ちよさそうだ。

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咲き誇る2種のキク。

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裏山の木々にも秋の気配が。

掃いても掃ききれない落ち葉の季節がもう少しでやってくる。

つかの間の秋の陽射しに幸せを感じる時間となっている。

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2022/10/24

キキョウが咲く庭で

秋も深くなった。

朝から雲は低く、その上きのうの天気が嘘のように寒い。

激しい寒暖差ではあるが庭の片隅でキキョウは咲き続けている。

この花のような器を造りたい、そんな気持ちになる清楚な花だ。

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2022/10/23

雨引の里と彫刻2022

コロナ禍で久しぶりの開催のようだ。

隣に住む石彫家も出展しているので午前中に出かけた。広範囲な規模なのできょうは11番までで午後は仕事があり、昼には帰宅した。

後は折をみて。

加波山や筑波山を作品の背後に見ることができていい巡りだ。

勝手に画像にさせてしまったが、印象に残ったものを。

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八十島海斗の作品

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平井一喜の作品

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臼井英之の作品

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2022/10/22

丘の上古本市

近所の公園で古本市がおこなわれていたので開店早々に行く。

クラフト市がメインのようで古本屋のブースの規模は小さいものだが、この3冊は読みたい。私を待っていた書だ。

どれも30年から40年前の初版。迷うことなく買うた。

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「犬の記憶 終章」 大山大道著 朝日新聞社 1998年刊

「異端の肖像」 澁澤龍彦著 河出文庫 昭和58年刊

「幻視者たち」 巌谷國士著 河出書房新社 昭和51年刊

特に「幻視者たち」は装丁が野中ユリで、彼女の作品として本そのものを鑑賞してしまう。美しい本だ。

最後の1ページに「メリュジーヌ考」のためのコラージュという一葉の彼女の画がある。

若いころ読んだ「ユリイカ」「現代詩手帖」そして「パイディア」に掲載されていた巌谷國士の評論が集成されて単行本に仕上がっている。
発刊当時の私は若くて、貧しく買うことは出来なかった。陶芸修行中で書店で立ち読みをしたのが思い出される。

この本にふたたび出会えたことに、わが知力を少し信じて、さらに生き延びたい。

 

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2022/10/19

シモバシラの花の咲く庭で

この花が咲くと秋は深まる。

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なぜこれがシモバシラという名のシソ科の植物かというと、一目瞭然、昨年は見事なシモバシラができていた。

不思議な草だ。

 

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2022/10/18

工人まつりの記憶のために

きょうの北関東笠間市は先日の西会津よりも大変寒い。

あの林の快適さに秋の陽射しの幸せなゆったりとした空気感が懐かしい。

太平洋側は連日曇りと雨ばかり。

わが小型乗用車ホンダフィットにいい感じで乗せられたので、これから出発。14日、8時30分。

帰宅は17日15時だった。走行距離は525キロ。幸運にも宿は全国旅行割引を利用できたので安く快適な夕食と睡眠がとれた。

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この地の紅葉が例年より早いのか遅いのか私には分からない。道中の福島県昭和村にて。

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初日15日閉店間近の情景。

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2022/10/17

こんな街で朝を迎えた

福島県会津若松市の宿の前の通り。

早朝コンビニに買い物と共に少し徘徊。

地名は大町で中心地だ。

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2022/10/13

秋の工人まつり

秋の工人まつり
      会期 2022年10月15日(土)~10月16日(日) 9:00~16:00  16日は15:00です。
      会場 三島町生活工芸館 福島県大沼郡三島町大字名入字諏訪の上395
      お問い合わせ先 実行委員会事務局 Tel.0241-48-5502

出店予定なのであすから準備に行く。工人まつりは例年だと6月に開催されて、コロナ禍の中で2回は中止となった。

前回は6月初めでタニウツギの花も咲きよい季節であった。

今回は秋も深くなった頃、どのような景色になっているのだろうか。

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10年ぶりに全線開通して、観光客で混雑していることが報道されていた。その只見線は会津西方駅が最寄り駅。

山の向こうの新潟県、そして福島県の方、只見川沿いの深い山のではありますがどうぞお越しをお待ちしています。

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2022/10/11

わが庭に咲く花

寒暖差は驚異的な日々となってはいるがきょうは穏やかな一日だった。

夕方までイベントの後片付け。忙しくしていたが、いつの間にか庭は秋の花が咲いている。

アカマンマ。タデ科の繁殖力が抜群に強い。生育環境はどこでもいい。勁い植物としか言いようがない。

秋の花だ。

ふと想う、この花を摘んで遊んでいた子どもたちとの幸せな日々。

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カタバミ。春の花だが、この時期に咲き始めている。

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シュウメイギク。秋の女王様というべき花だと思う。

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2022/10/10

イベントは最終日

久しぶりに参加させてもらったイベントは今日で終わり。

悪い天気が予報されていて風雨は覚悟していたが、きょうは重い空ではあるが雨は降らずに終わりになった。

お客様は以前から私の器を使ってくださっている方や、このブログからの方もあり、私には充実した3日間であった。

しかし、4年ぶりの開催として会場の様子を見ると、厳しさを感じたやきもののブースであった。

主催者ではないので、イベント本体への意見を言う立場ではないが、イベントの内容へのイメージが希薄で、そのための情報の発信の弱さがとても気になる。

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2022/10/09

第11回笠間浪漫は二日目

お客さんの来訪は多く道路も駐車場も混雑しているらしいがやきものブースへの来訪者は少ない。

あすは雨の予報なので厳重に雨対策をして帰ってきた。

朝の会場の様子だが、イチョウが少し秋めいている。銀杏もしっかり実っていた。

 

これから店番に行く道のイチョウ並木。秋の気配が少し。

Ichou

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2022/10/08

第11回笠間浪漫

第11回 笠間浪漫
      会期 2022年10月8日(土)~10月10日(月) 9:00~17:00
      会場 茨城県笠間市 笠間芸術の森公園
      お問い合わせ先 一般社団法人 笠間観光協会 Tel.0296-72-9222

やっと天気も良くなり、朝から店番となった。

清楚でシンプルが私のブース。

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上層の雲と低いとことにある大きな雲が逆方向に流れていた。不思議な雲の流れで悪い予感を得た。

Akizora

 

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2022/10/07

あすから始まる笠間浪漫

久しぶりに私も出展する笠間市観光協会が主催するイベント。

朝から激しい雨が夕方暗くなるまで降り続けた。そして異様に寒い。

準備作業が終日。

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私のブースは4番です。

お越しをお待ちしております。

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2022/10/06

冬の日

なんでこんなにも気温の激しい日が続くのだろうか。

少し疲れた身体には厳しい、さらにこころもどこかへ持っていかれそうだ。

窯は午前11時には終えた。工房はとても暖かくて昼寝にはよい。しかし外は15℃もなく初冬のようだ。

そして雨が降り続く。

窯も焚き終えて寒さこらえてイベントの会場に行き開店への準備作業が午後の仕事だった。

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雨が降りしきる。

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息子が昔使っていた故障が多くポンコツなものだったが、今夜は動いてくれている。また暖房に頼る時期となった。

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2022/10/05

冷たい秋の雨

午後からは雨、気温も下がりまた冬が来るのか、気持ちの沈む夜となっている。

そして、窯を焚く夜。

先日、20年ぶりに行った茨城県北部の平潟港の夏の名残の海の情景が夢のよう。

当時は賑やかであった波止場が、さびしくなってしまっていた。

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震災当時は東北地方の甚大な被害報道ばかりであったが、北関東も未曽有の地震と津波の被災地だった。

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この下に立ってみたが、海がここまで来たのか、という絶望感しかない。

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2022/10/04

朝の収穫

わが庭のナスもこれで終わり。

素揚げにしてだし汁に付け込んだ。

青じそは醬油漬け。仕込みの作業中にシソの香りが部屋に充満すると、無性にイカの刺身で酒が飲みたくなり、夕方に街の魚屋に調達しに行く。

目的を達してささやかな夕食となった。

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2022/10/02

トケイソウの花

かなり若い頃暮らした屋久島では半野生化したこの蔓性の植物が庭の木に絡まっていた。

そして夏に実ると食べていた。

パッションフルーツなどという商品名で売られていた苗を2株購入してわが庭に植えてみた。

木に絡まり9月ころから旺盛な蔓の成長だったが、ここに来てやっと花が一輪。

きれいな花だが、この時期になってしまい実を着けることはないと思う。

真夏までに温室などで成長を促せないと、結実の歓びにはありつけない。

北関東はもう秋、これからどんどん寒くなる。

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2022/10/01

わが庭のキンモクセイ

ことしの花着きは異様なほど多い。

香は薄い。私の嗅覚が加齢とともに低下したのかもしれない。

当地方はこの花が咲くとキノコ狩りの合図ではあったが、原発の事故以来天然キノコを採りに出かけることはない。

そして、雑木の林も減りヒノキの植林が多くなりキノコの生えてくる環境ではなくなってしまった我が家の周り。

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初秋の花が盛りだが、夏が戻ってきたような一日だった。

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