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2022年11月

2022/11/30

侘助の花が咲いた

ツバキの仲間なのだが早くも満開の状況で今までとは全く違う木になっている。

いつもの開花は年末に一輪二輪と少し咲いて、厳寒期は蕾のままで春暖かくなると全木に咲き始めていた。

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あすから師走。

新春の陶器市の準備会議が午後2時からあり、午後はそれで終わった。

第24回彩初窯市

会期 2023年1月2日(月)~5日(木) 10:00~16:00  最終日は15:00まで

会場 笠間工芸の丘特設会場  

 

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2022/11/29

銀杏

たまたま通り合わせたところに大きなイチョウを見つけた。

お寺の境内で大木で迫力のある枝ぶりには遠方からもよく目立つ木だ。

秋も終わりだが、きょうはとても暖かくそれだけで気持ちがいい。

風が強く雨も降っている。

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銀杏がいっぱい実っていた。

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たくさん落ちている実をご住職は落ち葉をかき分け集めていた。

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2022/11/25

晩秋の日和

私の工房の雑木林の景色に誘われて那須野を午前中彷徨。

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青空の彼方には冠雪をした日光の男体山と女峰山が見えた。

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2022/11/23

陶炎祭の準備作業

例年通りだと、このような日程で開催される。

第42回 笠間の陶炎祭(ひまつり)」
     会期 2022年4月29日(日)~5月5日(金)
     会場 笠間市芸術の森公園イベント広場 
     お問い合わせは笠間焼協同組合 Tel.0296-73-0058  または風の窯

長期にわたる準備作業は今から。半年という時間は仕事の上では本当に短い。

私が引き受けているイベントのための準備作業は、市内の小学校に行き、5年生に粘土で土面制作を教えて、一クラス34名の作品を持ち帰り、開催日までの焼成をしなければならない。

きょうは釉薬を掛けて本焼きに耐えられるように補強したり接着不足と欠落個所の点検と補修が暗い雨の日の仕事だった。

面白い作品が多く子どもたちも感性を想いながらいい時間だった。

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2022/11/22

私の好きなツバキ

早い開花でちょっと戸惑っている。

ずーっと好きだった女の子がいつの間にか私のそばにいるようで。

そっと両手で包んでみる。

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2022/11/21

桃の実の皿

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桃の実の形の小皿造りが終日。

人には幸せを呼ぶ桃の実だが、その形の器を造る私は不幸であってはいけない。

仕事のできる午後は幸せな時だと確信して皿を造り続けた。

 

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2022/11/20

映画「ある町の高い煙突」

近所の集会場で毎月上映されている映画は今月は新田次郎の小説が原作の「ある町の高い煙突」が上映日なので午前中は映画鑑賞。

上映時間は2時間近くで長い映画だった。日立鉱山での銅鉱石の精錬工場からは排出される亜硫酸ガスを含んだ排煙が近辺の山林や農地に飛散して大きな被害が出た。煙害の対策と反公害の住民運動が内容だ。

その被害者住民の中心となり原因企業と闘った中心人物が関右馬允(うまのじょう)という人でこの物語は彼の活動を追いながら展開されてゆく。

小説家の作る物語で反公害活動家を恋を絡めての話になっていた。

私は社会活動家関右馬允(うまのじょう)よりも茨城県の巨樹古木の探究者としての方に興味があり、彼の残した写真をずいぶん見せてもらった。「茨城縣巨樹老木誌」という著作を上梓している方で、もう少し分け入り識りたい方だ。

煙害の証拠を記録するために、若いころから写真術というものを自分のものにしていたことが、この映画で理解できた。

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わがサクラの師坂野秀司さんが作成した日立市桜型録より。

現在の煙突と煙害後に再生のための植林されたオオシマザクラ。

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松の大木の一覧表にも名前が見える。

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2022/11/17

イソギクがいい頃

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わが庭にも咲いたイソギク。

自生地は海岸で本県辺りが北限のようだ。

ハマギクというのもあるので、少しややこしい。

きょうの誕生日の花はイソギクだそうだ。これはNHKの早朝のラジオ放送でやっていた。

この時期こんな花が足元を埋め尽くすように咲いたら壮観だと思う。

和歌山県の白浜市ではこの花の群落を大切にするためのおまつりが開催しているようだ。

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2022/11/15

ナラタケ

昨夜から降り出した雨は夕方まで続き、久しぶりのいいお湿りあだった。

夕方には夕陽が低く射して、天空には大きな虹が出現した。まさに危うい懸け橋を眺めた。

 

家の裏の林では水分を得たナラタケが拡大していた。

群生するので、たくさん採れて味もよくいい食茸だが、このキノコは樹木のためにはよくない。

大木でもこれに取りつかれると枯れてしまい、果樹園などにも被害があり対策が急がれている。

この樹は根元の直径は30センチ以上のコナラの大木だ。皮の感じからも枯れている。

ナラタケ病に罹ってしまった。

それはともかくナラタケはおいしそうな成長具合のものをこんやの鍋料理の具にもらった。

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2022/11/14

ツワブキの花

ずいぶん昔のことだが、数年暮らした屋久島ににも咲いていたツワブキの花。

それはたくさん咲いていて、海の青さと黄色い花で忘れかけた日々が懐かしくよみがえる。

所用で通り合わせた日立市の磯の高台で咲いていた。

太平洋もこの辺から断崖の続く磯風景となり自生地ではツワブキが咲く。

秋の海によく合う花だ。

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誰もいない海。

だが、延々と続く防波堤では、高校生のペアーが海を見ながら語り合っていた。

彼方はアメリカ大陸だ。太平洋の水平線を眺めながら語り合う制服姿の高校生に美しい青春を見る。

もう授業などほっておいてもいい。この潮騒が二人の歩む道だ。

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2022/11/13

晩秋の道

強い風が吹き、昼からは雨も降りだした。

風と雨に落とされた木々の葉が降りそそぎ、落ち葉の道となった。

まさに冬への道で、カマキリと共に寂しさと厳しさを想いながら、きょうの気温の高いことに刹那的な幸福を共有する。

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2022/11/12

サガレン

梯久美子著「サガレン」2029年初版 角川書店

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仕事の合間に、小春日和の気持ちのいい陽を背中にもらい読み進めている。

彼女はとても精緻で繊細なノンフィクション作家だ。

私が、なぜサガレンなのか。

 

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2022/11/09

地震

夕方6時前にかなり大きな地震があった。

私はろくろ成形の作業中だった。

いっきに突き上げるように来て、揺れが続くのでこれ以上の大きいのが来るのかと身構えた。

石油ストーブの耐震装置は忠実正確に作動していた。

隣町が一番の震度のようだが、被害は報道されていない。

さっそくネットの配信から。


茨城で震度5強=1週間、同程度の地震注意―気象庁

9日午後5時40分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があり、同県城里町で震度5強の揺れを観測した。

気象庁によると、震源の深さは51キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.9と推定される。この地震で津波は起きなかった。

気象庁の鎌谷紀子地震津波監視課長は記者会見で「揺れの強かった地域では1週間、最大震度5強程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けた。

震源は陸のプレートとその下に沈み込むフィリピン海プレートの境界にあり、深かった。城里町の揺れが周囲より大きかった理由は、揺れが伝わる経路や地盤の影響が考えられるという。

原子力規制庁によると、運転停止中の日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(同)などに地震による異常は見つかっていない。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度5強=茨城県城里町

 震度4=茨城県笠間市、福島県白河市、宇都宮市、群馬県邑楽町

 震度3=水戸市、福島県棚倉町、栃木県足利市、群馬県桐生市、埼玉県熊谷市、千葉県成田市。 【時事通信社】

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2022/11/08

小春日和の穏やかな日

青空と黄葉が、鈍くなった感性に沁みるような昼前だった。

午前中は峠を越えて隣の栃木県は馬頭温泉辺りで那須野の秋を鑑賞してきた。

いい湯加減の露天風呂は真っ赤のモミジが頭上にはあり青空に美しい。

私は長湯は好きではないが、かなりの長湯となってしまった。

 

こんな朝で、夜には皆既月食。

寒いのでガラス窓越しではあるが、赤い月の月光浴をした。

私も動物的な感性が少しはあるようで、満月と太陽が短時間で欠けてゆき、暗い火の玉になるのには、そこはかとない不安感がある。

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わが庭のダイモンジソウが満開。

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2022/11/06

朝の風の窯から

秋の深まりが強く感じられる朝で、ストーブが違和感なく朝食時を助けてくれる。

暦の立冬はあすだが、寒さの続く長い冬が始まっている。

秋色の林の中の風の窯。

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足元にはこんな花が咲いていた。キチジョウソウ。

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2022/11/03

雨引の里と彫刻 2022

昨日の午前中に全作家の作品を観るために再び行く。

その記憶のために。

出展作家は33人で以前行った時には11人までしか鑑賞できなかったので、良い天気なので行くことにした。

雨や嵐の中でこれらの作品を鑑賞したい欲望にも駆られる。

まだ会期はあるのでそのチャンスを待ちたい。

この辺に多くある農業用のため池の中に展示されていた。

筑波山が彼方に望み、近くに行くと沼のほとりでヘビにも遭遇して迫力があった。


サクサベウシオ 「支えられるもの 2022」

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集落の集会場の庭には銀杏がたわわに実っていた。

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戸田裕介 「水土の門 華甲の舞」

ケヤキの信じられないような大株に私の興味は行ってしまい大きな洞の中まで入った。

葉の落ちた頃、もう一度この樹を見に行きたい。

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不思議な光景。鳥居の中に見えるのが、神社本殿なのか。参道が畑になってしまっている。

何が植えつけられるのか。そんなことよりも作品ではないが、かなり強いメッセージを感じた。

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山添潤 「石の躯」

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2022/11/02

むかごご飯

昨日からの雨も上がり霧は深いが快晴の予感のする朝だ。

暖かい朝で息苦しさを感じるほどの霧が地表を這っていた。

黄葉が進むイヌザクラ。

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わが庭の黄葉したヤマイモ。

よく見ると、むかごがたくさん着いていた。

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夕食はむかごご飯にした。

これもスダチを絞りかけると美味しい。

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空気は澄みきれいな夜空を見上げた。半月の空には星はあまり見えないが、南の天空には木星が鋭い光を放ち輝いている。

ひとつ星。

 

 

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2022/11/01

花の木

晩秋の暗い午後。

雨も降っている。その下に花を全木に着けたサザンカが佇んでいる。

その向こうには幸せがあるのか、不幸が待っているのか。

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