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2023年2月

2023/02/28

2月末日の「風の窯」

とても暖かい日だった。18度か、それを越えていたのかもしれない。

暑い中さらに熱い作業がきょうの窯出し。

仕上げ点検をして、荷造りと発送で夕方は5時になっていた。

寒暖差は私の記憶と経験の範囲を超えている。こんな日々というかこんな冬だった。

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ヤブツバキが咲いていた。

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2023/02/27

かわいい花はオオイヌノフグリ

昨夜からの窯焚きは午前10時半に終わった。

少し庭で休憩。暖かい陽射しの下に椅子に腰かけたまま気持ちよく少し眠った。夢は見なかった。

足元にはこんな花が咲いていた。

寒い日が続いにもかかわらずたくさんたくさん咲いたオオイヌノフグリ。

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冬の花か春の花かわからないが、わが庭にも咲き始めたので春の花クリスマスローズ。

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2023/02/25

春が少し

わが庭から。

ウメが咲き、その根元にはクロッカス、そしてフクジュソウにはミツバチが来ていた。

黄色い花は太陽熱をたくさん取り込み暖かいのだろう。早春に咲く花は黄色い花が多い。

花粉媒介の昆虫を呼ぶための長い年月に得た植物の種の保存の法則の光景だが、暖かそうなハチと共に私も陽を浴びる。

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2023/02/24

どぶろく

敬愛するどぶろく作りの達人からことしもおいしい濁り酒が届いた。

もう10年以上ご馳走になっている。この味は毎年微妙に違いこれだけで迫力のある発酵食品だ。

一年に一度だけお会いする。この時にしかお会いすることはない方だ。

その時はたくさんのことをお話しする。ことしもお互い元気で短時間ではあったが楽しい時間であった。

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2023/02/23

神田小川町

これは一昨日21日の記憶のために。

コロナ禍の中で都内には行かなかったので久しぶりに行く。

笠間焼協同組合の催事の店番の仕事で21日朝から午後4時まで会場に詰めて、少ないお客様の応対をした。

ニコライ堂の近くが会場なのでそれを見ながら。

イコン画家山下リンがここで暮らしていたのかと想いながら。彼女は駿河台下まで酒を買いに行く時にはこの坂を歩いていたのか。

56年前の私はこの坂下の大学に学んでいた。そこは跡形もなくなっている。

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「笠間焼誕生記念イロトリドリ展」

会場 Rin8890 東京都千代田区神田淡路2-101ワテラスコモン2F 03-3525-8840

会期 2023年1月13日(金)~3月20日(月) 11時~16時 日曜・祝日は休廊

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夕方は神保町の古書店街を徘徊して50年前に吞んだくれていた「みますや」に。

クジラの刺身がなくなったのと、芋や麦の焼酎がメニュー出てきたのが変わっただけでそれ以外は50年前と同じ。

同じ空間に20代の私がいて75歳の私がいる。

同じように馬刺しをあてに酒を呑んでいる。

われはほんとうに生きてきたのか、そんなこと思いながら酔うてしもうた。

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2023/02/22

エゴン・シーレ展に

朝一番から3時間近くの間観ていた。若いころから好きな画家で、これだけの作品が観られて幸福感と共に、意識が遠のくような不安を感じた。

クリムトもココシュカもいいが老いてますますエゴン・シーレが好きだ。シーレの描く独特の手の表現に生きる意味のようなものを掴もうとする強い意志を感じてしまう。

しかし、虚空に何の救いもつかめない絶望的な手の動きと感じていた若いころからの私。

もう春なんか来やしない 来やしない、、、浅川マキの唄がいつまでもこころの底にある。

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作品リストには絶筆までもの115点が記載されている。

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2023/02/20

東京新聞はいい新聞だ

きょうの記事から。

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こんな強引な手法で資産から健康状態まで国家の管理下に置かれたのではたまらない。

個人情報は個人での管理が尊重されるべきだと思う。

こんな国家社会主義というべきか全体主義は私が学んだ近代民主主義とは大きく離れてゆく。

いまのところ私はこのカードの取得の意思はない。

 

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2023/02/19

サクラのお話を聞きに

きょうは20℃近い気温でもうサクラの時期となったような昼間だった。

昨日も暖かくその日の記憶のために。

 

いい時季に重厚なサクラの講演会があり出かけた。

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わがサクラの師、坂野秀司さんのお話を午後3時から6時まで聞くことができた。

ヤマザクラの北限地は茨城県と福島県南部までで、それから北はエドヒガンザクラとオオヤマザクラの圧倒的な生育地となる。

そんな境目で生きてこられた幸せ感じる。彼のフィールドワークの報告からも実感でできた。

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2023/02/17

盲目の旅芸人

3枚出てきた最後の絵葉書。長い間書籍の挟まれていたので購入した当時のままで色褪せもなく美しい。

斎藤真一画伯の「瞽女旅姿」1980年。

夕陽が落ちてゆく。私には宿に向かう瞽女(ごぜ)さんの姿に見える。盲目の彼女には夕陽は見えないが、肌で感じながらという光景だ。
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2023/02/16

斎藤真一の絵葉書

昨夜、本の間から忽然と出てきた斎藤真一画伯の絵葉書。

「赤い陽の道」1978年

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振り返りつつも、引き返すことができない生きるという道。そんな覚悟と恐怖で見続けた。

 

予報どおりに寒い朝だった。これを底に春に向かってほしい。朝は7時の軒下の寒暖計。

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スイセンが出てきた。

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スノーロドップもたくさん出てきた。

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2023/02/15

寒い一日だった

寒暖差が激しいがこの寒さは久しぶり。朝も昼も夜も寒い。

朝7時の軒下の寒暖計。

あすの朝はもっと低い気温が予報されている。

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シモバシラの成長が激しい。厳冬の朝の華。

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捜し物をしていたら本棚の奥から斎藤真一の瞽女(ごぜ)さんの絵葉書がでてきた。

雪の越後だろうか、恋は許されない瞽女の組織としての掟に背き、その愛の情景に寒さを忘れる。

しかし、これは母親への慕情と母の慈悲が胸に迫る。「ユキと母」

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2023/02/13

うつろ舟

敬愛する文学者澁澤龍彦の作品でしか知らなかった。

史実としてはあやふやだが、うつろ舟は茨城県の海岸への漂着の話がとてもロマンチックだ。

こんな小冊子が届いたので、数日前に会場に行ってきた。

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仕事ではお世話になっている銀行の文化事業の建物が会場だった。

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私の蔵書から、澁澤龍彦著 「うつろ舟」 1986年6月16日初版 (株)福武書店刊

活字は緑色で限りなく広がる想像に満ちた小説によく合う。球体幻想というのがこの作品なのかと思える。

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2023/02/12

土づくり

きのうから始めた土づくり。

来客もなく予定通りの量を調整することができた。

あすからはひたすら成形が仕事の日々。

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2023/02/11

低気圧も去り

この時期関東地方に雪を降らせる南岸低気圧が昨日通過した。

予報では大雪の可能性があり、身構えていた。

昨日は昼までは雪で午後には雨となり、強い本格的な雨が夜まで降り続いた。

湿気を得て体調は良い。

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低気圧一過のきょうは快晴無風。

庭にはフクジュソウ。円形にはびこってゆくのが不思議だ。

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2023/02/09

低気圧が接近中

関東の南岸を低気圧が通り大雪の予報が何日も前から出ている。

こんやは寒く星も見えている。

雪でなければ大雨。そちらになることを祈りながら。

あすの仕事の予定は粘土づくり。工房内の作業なので停電さえなければ予定は全うできる。

春の雪で思い出すのだが私の若い頃の記憶に伊勢正三が作り唄っていた「なごり雪」なんていう歌があった。

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2023/02/08

笠間焼誕生250年記念

笠間焼協同組合では記念のイベントをしている。

オンラインでのショップと都内での展示会。私も組合員なので参加をしている。

250年前というと1773年で江戸時代安永2年である。

ピンとこない。あすは蔵書を探して笠間焼関連の本で情報を整理しないと発信力も弱くなる。

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都内の展示のは以下に。

笠間焼誕生250年記念いろとりどり展

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〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町2-101 ワテラスコモン2F
WATERRAS COMMON2F,2-101,kanda awaji,
chiyoda-ku,Tokyo Japan 101-0063

TEL:03-3525-8840


[ 営業時間 ]
月曜~土曜 11:00~16:00
日曜・祝日 休廊
私も組合員なので出展をしている。2月21日(火)には会場に行き笠間焼の解説が仕事となっている。
会場には11時から16時までいます。お越しをお待ちしています。
久しぶりの神田淡路町だ。夕方には「みますや」で呑みたい。

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2023/02/06

きょうの昼飯はうどん

気温は15℃にもなりとても暖かい一日だった。

その陽気に誘われて県境を越え那須の山を見ながら昼飯はうどんを食べた。

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2023/02/05

立春も過ぎ

暖かい日となり、空気感が3月のようでとても快適。

そんな日の~風の窯~の暮らしの記憶のために。

裏山のスギはしっかり花芽を大きくしてきている。

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冬眠もせずに元気なメダカ。

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ウメの花を観ながら、ハッサクにカツオの塩辛をのせたのをあてに焼酎「海童」を呑む。

とっくに死んでしまった夏目雅子の俳号は「海童」であった。

 

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2023/02/03

節分

寒い日だった。

午後3時、軒下の寒暖計は5℃。

部屋の窓辺にはランが咲いている寒い節分の日。

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悪い奴を鬼というなら鬼ばかりが蔓延っているのが納得できる時代となってしまった。

どこの方向に撒いていいのか分からない豆は私の腹に入れて、ウメの花を見ながら焼酎を呑んだ。

子どもの頃からの節分の習慣で炒った大豆をかじり、巻きずしを喰い、そしてイワシの丸焼き。

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2023/02/01

2月となる

朝から南風が強く、暖かい昼間となった。

われは終日工房で制作。

わが庭にも春の気配が少し。

空気はクリアで陽射しが強い。そして風も強い。

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この樹の根元にはフクジュソウの花が土の中から出てきた。

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