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私は四国の山中が生地で、家業は番外札所の管理維持と遍路宿もしていた。
たまたま、新刊書を書店で見つけて買うた。
懐かしさはない。それ以上の恐怖感にものごころついた時から支配されている。
この本を読みながら彷徨う人を見続けた少年時代の感性が今の私だと思う。
おへんろさん、おしこくさん、へんど、どへんどと巡礼者にはそんな呼び名が、それぞれの人の関わり方で用いられていた。
接する人によりずいぶん違うことを不思議に感じていたことが、この本を読み進めるうちに解ってきた。
「四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼」
2021年11月26日初版 株式会社KADOKAWA刊
2023/03/07 23:49 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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