カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2020/09/24

伊藤野枝の遺児ルイズ

大杉栄と伊藤野枝の子として生まれた人の伝記を読んでいる。

ライターの松下竜一がまたすごい人だ。

Rui

『松下竜一 その仕事』刊行委員会

2000年3月10日初版

河出書房新社刊

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2020/09/16

伊藤野枝の命日

1923年関東大震災の混乱の中、憲兵隊という国家機関に虐殺された女権運動の活動家。

震災直後の混乱時の不安から風評でたくさんの朝鮮人が首都圏で自警団というものに殺されているのも同時期だ。

28歳で虐殺されるまでに6人の子を産み、それだけでも目のくらむようなとてもパワフルな方で、百年後の今も解決されない差別に鋭い論及をしている。

私の敬愛する辻まことのお母さんでもある。

Noe

株式会社岩波書店 2019年9月18日 初版

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2020/08/03

私は真実が知りたい

2020年7月15日初版

株式会社文藝春秋 刊

赤木雅子 相澤冬樹 共著

Akagi

やっと出てきた、私にはそんな感動のある本だ。

ひとりで国家権力と闘う方の決意表明として貴重なものだと思う。犯罪として理解している興味深い事件の当事者と言える人の遺書ととらえるべき手記も全文掲載されている。なのに真相は闇の彼方へ持って行かれている権力犯罪で私には興味があり見届けたい。

早速、通販で購入。これが闘う彼女へのささやかなカンパにさせていただいて、国家権力と果敢に対峙する赤木雅子さんたちをこれからも支援したい。

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2020/07/22

「夢幻の山旅」を読む

1999年6月18日 中央公論社刊  西木正明著

Tujimakoto

敬愛する自由人辻まことの生涯が小説として書かれている本だ。73年前の7月22日に生を受けた私は、その日の彼のこころを想った。年齢は私の父とそれほど変わらない。終戦直前に中国で日本国兵士として徴兵されて、敗戦によりアメリカ軍の捕虜となり戦後に帰国をしている。

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2020/07/01

「アルプ」の時代

強い風の一日だった。晴耕雨読ではないが、昼休みにはこの本を読み続けた。7月になれば若い日に尾瀬のキャンプ場にアルバイトに行った思い出が記憶の彼方によみがえる。そのころ読んでいた「アルプ」という文芸誌。辻まことに憧れて、彼のコラムばかりを読んでいた。そして彼の歩いた奥鬼怒の山々へも行った。

Arupu

ヤマケイ文庫 山口耀久著 2019年7月1日初版

山の文芸誌「アルプ」は1958年から1983年まで25年間発刊された月刊誌で300号で終えた。著者は長く編集に携わっていた方で当時の執筆者たちへの詳細な観察と関りが語られていて興味は尽きなかった。

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2020/06/19

つけびの村

この事件のことは記憶に残っていて、私にはとても興味のある事件だった。たまたま別の用件で行った本屋だが書架にあったので買うてきた。

2019年9月25日 晶文社刊

Tukebinomura

2013年7月に山口県山村で、全国僻地はどこもそうだが老人ばかりの限界集落で起きた一晩に5人を次々と撲殺して放火した事件。

その後4年にわたり現場に通い続け、犯人に拘置所で面会した記録が延々と綴られている。

住人12人の山の中の共同体の中での孤立した中年男のこころが病んでゆくのがいたましい。

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2020/05/14

石牟礼道子全詩集

どう見ても総理大臣の立場を利用したとしか思えない脱法、さらに公務員として最高責任者の立場であるはずなのに確信的に改憲という違憲行為に邁進する人にこの社会は蹂躙されている。反戦平和と人権尊重を一番にしている人々には明確な敵となりうる圧政者だと思う。

#検察庁法改正の強行採決に反対します

 

 

それはさておき、私は石牟礼道子全詩集を読んでいる。彼女の言葉を大切に大切に読んでいる。

彼女が存命であられたら、もっと的確な生き残りのこころの方法を教えてくれたと思う。その言葉を森のような詩集の中に探している私が存在する夜。

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〔完全版〕石牟礼道子全詩集 石風社刊 2020年3月11日初版

 

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2020/02/27

評伝 石牟礼道子

春宵は石牟礼道子を読むために長い薄明かりの時がある。日も長くなり、梅が咲きその下ではクロッカスの花がまぶしい。晴れてはいるのだが冬に戻り寒い日だった。まだまだ彼女の作品は読まねばならない。たくさん残されている詩と短歌も読みたい。

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評伝 石牟礼道子 渚に立つひと

新潮文庫 令和2年2月1日発行  米本浩二著

 

彼女の若いころ、戦後間もないころに谷川雁や上野英信らとの交流にはその文学的な興味よりも日本の風土そのものが青春時代のようなロマンを感じてしまう。

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2020/02/17

山棲みの記憶

ヤマケイ文庫

2019年4月30日初版第一刷

根深誠著

著者は登山家のようで世界各地の超高山に足跡を残してきた方だ。本の中身だが白神山地と少しではあるが下北半島への記述があり興味は尽きない。昭和の時代のことが多く記録されていてその時代の資料の一部だと思い大切に読みたい本だ。民俗学的な資料として読みたい。

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2019/12/02

石牟礼道子全歌集

タイトルは「海と空のあいだに」。今一番読みたい書籍で、たまたま12月1日の東京新聞に書評が載っていた。

石牟礼道子さんのこころの中をもっと知りたい。

Ishimure

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