カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2020/07/01

「アルプ」の時代

強い風の一日だった。晴耕雨読ではないが、昼休みにはこの本を読み続けた。7月になれば若い日に尾瀬のキャンプ場にアルバイトに行った思い出が記憶の彼方によみがえる。そのころ読んでいた「アルプ」という文芸誌。辻まことに憧れて、彼のコラムばかりを読んでいた。そして彼の歩いた奥鬼怒の山々へも行った。

Arupu

ヤマケイ文庫 山口耀久著 2019年7月1日初版

山の文芸誌「アルプ」は1958年から1983年まで25年間発刊された月刊誌で300号で終えた。著者は長く編集に携わっていた方で当時の執筆者たちへの詳細な観察と関りが語られていて興味は尽きなかった。

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2020/06/19

つけびの村

この事件のことは記憶に残っていて、私にはとても興味のある事件だった。たまたま別の用件で行った本屋だが書架にあったので買うてきた。

2019年9月25日 晶文社刊

Tukebinomura

2013年7月に山口県山村で、全国僻地はどこもそうだが老人ばかりの限界集落で起きた一晩に5人を次々と撲殺して放火した事件。

その後4年にわたり現場に通い続け、犯人に拘置所で面会した記録が延々と綴られている。

住人12人の山の中の共同体の中での孤立した中年男のこころが病んでゆくのがいたましい。

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2020/05/14

石牟礼道子全詩集

どう見ても総理大臣の立場を利用したとしか思えない脱法、さらに公務員として最高責任者の立場であるはずなのに確信的に改憲という違憲行為に邁進する人にこの社会は蹂躙されている。反戦平和と人権尊重を一番にしている人々には明確な敵となりうる圧政者だと思う。

#検察庁法改正の強行採決に反対します

 

 

それはさておき、私は石牟礼道子全詩集を読んでいる。彼女の言葉を大切に大切に読んでいる。

彼女が存命であられたら、もっと的確な生き残りのこころの方法を教えてくれたと思う。その言葉を森のような詩集の中に探している私が存在する夜。

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〔完全版〕石牟礼道子全詩集 石風社刊 2020年3月11日初版

 

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2020/05/13

めぐみ

菜の花、エンドウ豆、アイスプランツ。そしてシュンギク。わが庭で収穫できた野菜たち。

裏山で夕食に食べるだけのワラビも採取。天気は良好快適な午後だった。

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2020/02/27

評伝 石牟礼道子

春宵は石牟礼道子を読むために長い薄明かりの時がある。日も長くなり、梅が咲きその下ではクロッカスの花がまぶしい。晴れてはいるのだが冬に戻り寒い日だった。まだまだ彼女の作品は読まねばならない。たくさん残されている詩と短歌も読みたい。

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評伝 石牟礼道子 渚に立つひと

新潮文庫 令和2年2月1日発行  米本浩二著

 

彼女の若いころ、戦後間もないころに谷川雁や上野英信らとの交流にはその文学的な興味よりも日本の風土そのものが青春時代のようなロマンを感じてしまう。

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2020/02/17

山棲みの記憶

ヤマケイ文庫

2019年4月30日初版第一刷

根深誠著

著者は登山家のようで世界各地の超高山に足跡を残してきた方だ。本の中身だが白神山地と少しではあるが下北半島への記述があり興味は尽きない。昭和の時代のことが多く記録されていてその時代の資料の一部だと思い大切に読みたい本だ。民俗学的な資料として読みたい。

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2019/12/02

石牟礼道子全歌集

タイトルは「海と空のあいだに」。今一番読みたい書籍で、たまたま12月1日の東京新聞に書評が載っていた。

石牟礼道子さんのこころの中をもっと知りたい。

Ishimure

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2019/05/10

幻舟さんの本を読んでいる

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小学校中退、大学卒業  2004年3月 明石書房

2月28日死んでしまった。その時まで生きていた彼女の最後の山に行きたい。

創作舞踊家と女優が彼女の職業だが、旅芸人の子という出自の差別から始まり、その本質が語られている。

差別とひとりで闘いたくさんの著作も残した。

差別の象徴としての天皇制に果敢に闘った。

平成だの令和などとマスコミあげての大騒ぎの一月であったが、その本質は貧しい人を幸せにするものなのか、それを見据えて読みたい本だ。

 

その日、彼女は心底から絶望してしまったのか、彼女が最後に見た深い山並みとこの国の近代化の象徴のような鉄道遺構に抱かれるように逝ってしまった。

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2019/01/29

こんやはこんな本を読んだ

Haraminnki

梯久美子著 原民喜 死と愛と孤独の肖像
2018年7月20日初版
梯久美子さんの最新の著作だ。
岩波新書は久しぶりの購読となった。

寒さにやられたのか疲れたので今夜は寝る。
原民喜のことを想いながら。

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2019/01/22

朝のテレビに安彦良和さんが

Yasuhiko

機動戦士ガンダムの生みの親だが、私は漫画「虹色のトロツキー」の作者として大好きな人だ。
たまたま朝飯を食いながら茨城県の天気予報を見るために点けたテレビにインタビューされていた。
彼のいうところの「人間関係の深みを描きこむ」というような満州国が舞台の壮大な内容の物語だ。
今が反戦と平和への思想を語ることが、さらに必要な時代になってきている時にいい本だ。

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